脂肪とは、脂肪細胞の集まりのことをいいます。実は脂肪細胞の数は3歳くらいまでに決定されてしまい、それ以降はほとんど変わることがないのです。自然な状態では脂肪細胞の数は一生ほとんど変わりません。
では、何故私たちは痩せたり太ったりするのでしょうか。それは脂肪細胞が膨らむからです。脂肪細胞は一つの細胞が際限なく大きくなります。太った状態とは脂肪細胞が大きくなった状態を意味します。この反対に痩せた状態というのは、脂肪がなくなったのではなく、脂肪が縮んだだけです。ですから、せっかく痩せても、脂肪はいつでも膨らむ可能性があります。
脂肪吸引の場合、手術で脂肪細胞そのものを取ってしまいます。脂肪細胞の数そのものを減らしてしまうので、脂肪吸引した場所のリバウンドは起こりにくくなります。これが、脂肪吸引をする一番のメリットです。
脂肪吸引のリスクやデメリット
- 脂肪吸引の術後、頭痛を認めることがあります。
- 脂肪吸引の術後、蕁麻疹、痒みを認めることがあります。